要点

  • 大阪高裁がノンバイナリーの承認について判断
  • 戸籍制度は憲法上の平等に違反
  • 事案はノンバイナリーの当事者が提起
  • 判断が今後の改革の先例に
  • 性自認は個人の存在と結びついている

画期的な判決により、日本はノンバイナリーのアイデンティティを認める方向へ大きく前進しました。大阪高裁による最近の判断のおかげです。この歴史的な事案は、長年にわたり国の法制度に深く根付いてきた従来の性別二元論に挑戦するものです。

5月8日に言い渡された同裁判所の判断は、「男性」と「女性」の選択肢しか認めない日本の家族登録制度、いわゆる戸籍が、憲法上の平等原則に違反すると示しました。この判断は、京都府の50歳のノンバイナリー当事者が、「長女」という表記を、より包括的で性別に中立な用語に変更したいとして申し立てたことをきっかけに始まりました。

裁判所は当事者の要望を直ちに認めたわけではありませんが、ノンバイナリーの性別表記が存在しないことは、国レベルで再考されるべきだと強調しました。この判断は、もしノンバイナリーの選択肢が導入されれば、申立人の事案は再検討されるべきだと示しています。これは、「性自認は個人の存在に直接結びついている」と認めた点で重要な前進です。法的判断において極めて重要な要素だと位置づけられます。

日本でノンバイナリー承認の事案をけん引してきた中岡俊弁護士は、この判断を「法的承認に向けた大きな一歩」と評価しました。中岡氏は、これまで日本ではノンバイナリーの性別の存在が法的に認められておらず、多くの当事者が自らのアイデンティティを適切に認識されないままだったと指摘しました。

この判断は戸籍制度を一夜にして変えるものではありませんが、憲法上の先例を築いたことで、支援者たちは全国的なより広範な改革につながる可能性があると考えています。日本のLGBTQ+コミュニティにとって、これは非常に大きな出来事です。性の平等やノンバイナリー当事者の権利について議論する扉を開くものだからです。

日本がこの変革の時を迎えるなか、今回の判断が、性別をより包括的に理解するさらなる法改正のきっかけになることが期待されています。平等への歩みは続いており、今回の判断は日本におけるノンバイナリー承認の新たな章の始まりにすぎません。

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著者について

イザベラ・マルティネス

イザベラ・マルティネスは、読者から「イジー」として知られる、法務および刑事司法の問題を取材する著名なジャーナリストであり、特にLGBTQコミュニティへの影響に焦点を当てています。ハーバード・ロースクールを卒業し、ジャーナリズムへ転向したイジーは、法律の専門知識と調査報道を組み合わせています。彼女の仕事はしばしばLGBTQの権利や刑事司法改革に関わる事例を取り上げ、法律に対する深くニュアンスのある理解を提供しています。

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