TL;DR
- スタイリストが、エミリーの実在の着想源だと主張している。
- レスリー・フレマーがポッドキャストで自身の経緯を語る。
- そのキャラクターを演じたのはエミリー・ブラント。
- この映画の続編がまもなく公開される。
- フレマーは作者に裏切られたと感じていた。
ファッションの世界では、細部の一つひとつが精査され、どんな装いもメッセージになる。そんななか、あるスタイリストが自らの“栄光の瞬間”を主張し、注目の的になっている。ニューヨークを拠点とするスタイリスト、レスリー・フレマーは、カルト的名作『プラダを着た悪魔』でエミリー・ブラントが有名に演じたキャラクター、エミリー・チャールトンの実在の着想源は自分だと名乗り出ている。しかも、証拠もあるといわんばかりだ。
Vogueの現編集コンテンツ責任者クロエ・マルが司会を務めるポッドキャスト「The Run-Through with Vogue」の最近の回で、フレマーは、自分の名前と結びつくことになるそのキャラクターを知った瞬間を振り返った。「アンナ[ウィンター]のオフィスから電話があって、私に会いたがっていると言われたの。私はパニック状態だったけれど、彼女は『ローレン・ワイズバーガーって誰?』って言ったの。だから『彼女はあなたのジュニア・アシスタントでした』って答えたら、彼女は『まあ、彼女は私たちについて本を書いたし、あなたは私よりひどいわ』って」と、フレマーは語り、私たちが求めるドラマを存分に届けてくれた。

もしご存じない方のために説明すると、『プラダを着た悪魔』はローレン・ワイズバーガーによるフィクション小説で、ファッション誌の強力な編集長のアシスタントとして働くことになった若い女性、アンドレア・サックスの人生を描いている。2004年に出版されたこの本はすぐにベストセラーとなり、その後、メリル・ストリープとアン・ハサウェイ主演の大ヒット映画として映像化された。だが、観客に強い印象を残したのは、エミリー・ブラントによる皮肉たっぷりのアシスタント役だった。
フレマーにとっては、ワイズバーガーが本の中で自分を描いたと知ったとき、裏切られた気持ちがあったという。「その仕事は何百万人もの女の子が喉から手が出るほど欲しがるものだと、私は彼女にきっぱり言った」と彼女は語り、ファッション業界の熾烈さをほのめかした。そこは、野心が個人的な関係としばしば衝突する世界であり、フレマーの経験はその何よりの証しだ。

続編となる『プラダを着た悪魔2』がまもなく劇場公開されるなか、フレマーの告白は、すでに象徴的なこの物語にさらなる興味を加えている。映画には、再びエミリー役を演じる準備ができているブラントをはじめ、オリジナルキャストの多くが戻る見込みだ。しかし、フレマーの主張は物語の見え方を変えるのだろうか。答えは、時が教えてくれるだろう。
フレマーはワイズバーガーと同僚だった頃から話しておらず、再会したら何と言うかと聞かれると、彼女はただ「言うことは何もない」と答えた。まだ空気の中には、未解決の緊張が残っているようだ。

続編に向けて気持ちを高めるいま、ひとつだけ確かなのは、ファッション界はいまも変わらず激しく、華やかだということ、そしてレスリー・フレマーは自分の物語を取り戻す準備ができているということだ。だから、ポップコーンを用意して、『プラダを着た悪魔2』が5月1日に劇場公開されたら、スタイリッシュな決戦に備えよう。期待に応える作品になるのか? その答えを知るのが待ちきれない!







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