要点

  • CIA職員が4,000万ドル相当の金の延べ棒所持で逮捕。
  • 複数の上級当局者が休職処分に。
  • ラッシュは職務経験について虚偽を述べたと非難される。
  • FBIはラッシュの自宅で高級品を発見。
  • スキャンダルはCIAの監督体制への疑問を提起。

スパイスリラーの筋書きそのもののような、あっと驚く展開の中、CIAは、同機関の高位職員の一人であるデビッド・ラッシュを巡るスキャンダルに揺れている。彼は、バージニア州の自宅に総額4,000万ドル相当の金の延べ棒をため込んでいた疑いで逮捕された。そう、聞き間違いではない――金の延べ棒だ! なんとも“金色のチャンス”が裏目に出たものだ。

この騒動は5月19日にラッシュが拘束されたことで表面化し、それ以来、余波は爆発的とも言えるものだった。同局は複数の上級職員を行政休職としたが、おそらくは、この一件がそもそもなぜ起きたのかについて、これ以上秘密が漏れないようにするためだろう。関係筋によれば、これらの職員は、ラッシュの不審な資金要求をどう扱ったのか、そして今回の大失態を防げたはずの危険信号を見逃したのではないか、という点で調査を受けている。

CIAに約17年間近く出入りしていたラッシュは、機密性の高い原子力潜水艦計画に携わっていたが、海軍予備役の一員だと主張する大胆さも見せていた。ネタバレだが、彼はそうではなかった。裁判資料によれば、彼は虚偽の勤務表を提出し、「業務関連経費」として相当額の外貨と金の延べ棒を要求していたが、CIAが調査を行った際、その経費さえ説明できなかったという。やれやれ!

FBIがラッシュのもとへ“ちょっとした訪問”をした際、高級品の宝庫を発見した。金の延べ棒303本、200万ドルの現金、そして30本以上の高級腕時計だ。国家安全保障を軽んじながら、ラッシュは豪奢な暮らしを送っていたようだ。さらに、彼が国防長官スティーブ・フェインバーグと親しい関係にあったことも忘れてはならない。フェインバーグは、ラッシュの経歴における不正行為や便宜供与をいずれも否定している。ワシントンでは“誰を知っているか”の典型例のようだ。

CIAの内部調査はすでに、ラッシュによる法令違反の可能性を指摘しており、それは直ちにFBIへ引き渡された。議員たちがこのスキャンダルの真相を突き止めようと急ぐなか、国家の最も機微な秘密を守る責任を負う機関が、どうしてラッシュのような人物を見逃せたのか、という疑問が渦巻いている。

裁判日が近づくにつれ、視線はラッシュとCIAに集中している。彼は有罪を認めるのか、それともこの物語は本格的な法廷ドラマへと発展するのか。今後の展開に注目してほしい。まだ話は終わっていないし、この入り組んだ欺瞞と裏切りの網の中には、さらに発見されるべき“金”があるような気がしてならない。

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著者について

Liam O'Connor

Liam O'Connorは、メディアにおけるLGBTQ表現を取り上げることに長けたエンターテインメントジャーナリストです。NYUで映画学を学んだ経歴とストーリーテリングへの情熱を背景に、Liamの批評やインタビューは、映画、テレビ、演劇におけるLGBTQ表現の変化し続ける状況に光を当てています。親しみやすい文体と深い分析により、読者から高い支持を得ています。

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